「セイコークロノメーター」のデットストック品
戦前の精工舎10型、防塵、防湿二重ケース上記の精工舎、旧10型、二重ケースは「軍用品」として生産されたモデルのようですが、当時の精工舎(現セイコー)は時計販売のみでしたから、オーバーホールや修理などのメンテナンスは全国の時計店へ純正部品(二重ケース、文字盤、他)を供給することで対応してました。その様な時代でしたから、腕時計に対するオリジナル的な考えも無く使用出来る部品なら、メーカーが違っても交換して...
View Article時計コレクターの世界!
【腕時計はどうらく息子?】CANブログの腕時計はコレクション用が90%、実用が10%と言う割合になってますが、その中でもコレクション用の高級機は年に1回(年末)、状態確認と外観の清掃を実施してます。特に革ベルト仕様は劣化やカビ等も発生することがありますので、晴天の日に数時間ですが天日干しさせてます。そして、保管してると気になる内部のムーブメントですが、全てオーバーホールを実施後に保管してますので動か...
View Article新年の御挨拶!
2018年あけましておめでとうございます。昨年はCANへの閲覧とナイスにコメントを戴きましてありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。そして、昨年の後半から進めてました保存用腕時計、懐中時計の状況把握と保管方法の変更も12月31日にギリギリ終了しましたので、良いお正月を迎えることができました^^又、今年は2月でブログ開設12年目に入りますので、記事の内容も色々と工夫して行こうと思...
View Articleバブル期に人気№1のロレックス・デイトジャスト(コンビ)16013
いつも閲覧とナイスありがとうございます^^昨年末はコレクション用以外にもお蔵入りしている腕時計を久しぶりに出してみましたが、その中からバブル期のお供で大活躍してくれたモデルも眠ってました。この頃は時計コレクターでは無く、お洒落の一環として腕へ嵌めていましたので、ギラギラしてる腕時計ばかり持っていました(笑)その様な見栄の腕時計も今ではお役御免になっているのですが、1980年代は夜の街で多く見かけてま...
View Article国産ブランドのクロノグラフ懐中時計?
玉屋商店「TAMAYA & CO. TOKYO 」の懐中時計クロノグラフ懐中時計ですが大変出来も良く、舶来メーカーかな?と思ってたら「TAMAYA & CO. TOKYO...
View Article【第二弾】ロレックス/チュードルの歴史
世界で一番有名な腕時計はロレックスですが、そのディフュージョンブランド(廉価版ブランド)として販売されたのは『チュードル』です。そして、高級なロレックスと違い、安価なチュードルの腕時計が庶民に受け入れられたことで、ロレックスのネーミングは現在のような知名度を維持する立役者になりました。ディフュージョンブランドとしての役割を果たしていたチュードルも1990年代頃からは独自路線に舵を切りはじめて、現在で...
View Article100万個を達成!「シチズン・デラックス」黄の太陽マーク?
「デラックス23石」黄の太陽マーク?2018年度のスタートはロレックス、チュードルの中でも安価モデルを記事にしてきましたが、今回はオールド国産機でも一般の庶民が購入していたモデルにスポットを当てる事にします。1950年代の後半になると、国産機もスイスメーカーと肩を並べるほどの傑作品が登場してきました。その代表は高級機「グランドセイコー」や「キングセイコー」ですが、良く売れたのが普及機と言われる「クラ...
View Article「セイコー・シーホース(7625A)」最終モデル!
今回のペットネームとなる「シーホース」は1961年(昭和36年)に手動巻(裏蓋にタツノオトシゴマーク)で登場してから、1966年(昭和41年)自動巻(裏蓋にイルカマーク)まで長期間製品化されています。しかし、「セイコーシーホース(7625A)」は、最終年となる1967年(昭和42年)は裏蓋がSEIKOマークに変更されています。当時のオールドセイコーに詳しい方は「シーホース」の裏蓋(刻印)にある動物マ...
View ArticleシチズンのコスモスターV2【デットストック】1975年製
コスモスターV2〈オートマチックデート〉1975年製、シチズンの21石(自動巻)ムーブメントを搭載したブルー文字盤は、若い女性を対象に製造されたモデルです!(当時のライバル機でしたセイコーの「ジョイフル」に対抗して製造されたモデルです)又、この時計はデート機能搭載、中3針の実用的なレディース腕時計で、シックな文字盤とアプライトのバーインデックスとロゴの組合せになっていますので、カジュアルでもビジネス...
View Articleオリエント・ミニマチック・フォーカス21石【デットストック品】
オリエントのレディスウオッチ!【デットストック品】セイコー、シチズンと供に【日本3大時計ブランド】として、世界でも活躍を続けるオリエントは独特の雰囲気とインパクトの強いデザインで、国内では俗に「業界の三男坊」と呼ばれていました。今回のモデルは実用的なデイト搭載の中3針レディース腕時計ですが、深みにあるグリーン文字盤と幅広いベゼル(全面ベゼル)が70年代のオリエントらしいデザインになっています。リュー...
View Article腕時計の美しさの維持を心掛けてます!
いつもCANブログへ閲覧ありがとうございます。現在、茨城県で田舎暮らしをしているのですが、車で10キロ走ると大型のショッピングモールはありますし、5キロ圏内にはショッピングセンターが3か所もあります。また、住んでいる地域の魅力は空気が美味しい事と、食品(肉、魚介類、野菜、他)の物価が安いところです(^▽^)/そして、本日は久しぶりにお気に入りの腕時計をお伴に買い出しへ向かった先はイオンタウン水戸南(...
View Articleリコーダイナミックオート45石、1964年製、FGPケース
RICOH DYNAMIC AUTO 45Jewels(リコーダイナミックオート45石) リコー(RICOH)腕時計の歴史をさかのぼると国産オールドウォッチ愛好家も多い「タカノ」に辿り着きます。その正式名称は「高野精密工業」になりますが、当ブログで何度も取り上げていますので、ここでの詳細は省略させて戴きます。タカノ(高野精密工業)⇒...
View Article世界初のレディスウオッチ10振動時計「1944A」
セイコー・ハイビート(SEIKO・Hi-Beat)セイコーレディース23石「1944-0012」後期型国産のオールドレディスウオッチで羊の皮をかぶった狼と言えば、「1944-0010~12」の3モデルを思い浮かべてしまいます。時計の顔となる文字盤に細かい縦縞ラインを入っていますが、細めのインデックス+ステックハンドの組み合わせはどこにでもある普及機にみえてしまいます。しかし、良く見ると文字盤の6時下...
View Articleすたみな太郎にロレックス・デイデイト(18KWG)は似合わない?
いつもCANブログへ閲覧ありがとうございます(^▽^)/1月22日に積雪(23センチ)で、地域の裏道は中々溶けずに凍結してる場所が多くなってます。その様な状況で29日も積雪が・・・こんなに連続して降った記憶は無いです(^^;)そして、今夜から明け方にも雪が降るようです。それなら、雪が降る前にランチへ行こうとお昼過ぎに出発!現在の田舎暮らしは物価も安くて不便さは感じませんが、都会の様な味に拘りを持って...
View Article【CANブログ開設11周年記念記事】懐中時計PACIFIC(パシフィック)
大正期の国産懐中時計の謎を解明! 【CAN資料室】 16型PACIFIC(パシフィック)【左側】甲野時計製作所...
View Article時計コレクターは脇役の『富士サック』を主役に・・・
大正ロマンを感じる『富士サック』保護ケースが主役です!いつも時計コレクターの記事へ閲覧ありがとうございます(^▽^)/ブログも12年目へ突入しましたので、オールドウオッチの紹介だけでなく、歴史の中で埋もれている希少な付属品もブログから発信させようと思ってます。そして今回は市場で時々見かけますが、ほとんど注目されてない『富士サック』ケースを主役として取り上げてみます。余談になりますが、私の場合は『富士...
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