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リコーダイナミックオート45石、1964年製、FGPケース

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RICOH DYNAMIC AUTO 45Jewels
リコーダイナミックオート45石

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リコー(RICOH)腕時計の歴史をさかのぼると国産オールドウォッチ愛好家も多い「タカノ」に辿り着きます。その正式名称は「高野精密工業」になりますが、当ブログで何度も取り上げていますので、ここでの詳細は省略させて戴きます。

タカノ(高野精密工業)⇒ https://blogs.yahoo.co.jp/katsunari3/folder/774066.html

その「タカノ(高野精密工業)が1962年、営業不振に陥っていたために「リコー」が買収し社名を「リコー時計(現・リコーエレメックス)」に変えてます。そして、この年から販売されることとなりましたが、セイコーはセイコーマチック・セルフデータをシチズンはジェットの量産体制に入るなど自動巻腕時計の本格的な普及期に突入してました。強大な競合2社が販売合戦を繰り広げる中でリコーは機械式腕時計で後発ながらも今までにない資本力を背景に急速な開発と製品展開をはかろうとしてましたが、次第に技術力の壁にぶつかり勢いがなくなってしまいました。今回の「ダイナミック(DYNAMIC)45石」は最も勢いがあったころのリコー自動巻腕時計で、高級機路線も展開されたシリーズです。搭載機械も同社の独自設計で非常に美しい造形で、特にこの45石モデルは最高級品の位置付けがされていたものと思われます。大型のケース、力強いインデックスやドルフィンハンド、文字盤上のバッジなどが高級品の風格。セイコーやシチズンの高級ラインに遜色のない仕上がりとなっています。又、「ダイナミック(DYNAMIC)45石」にはFGPケース以外にもSSと18金無垢ケース、防水ケースも販売されてます。

イメージ 2


1964年(昭和39年)の大卒初任給が、21,200円の時代に「ダイナミックオート45石」
FGPケースは13,500円でした。
以前にも「ダイナミック(DYNAMIC)45石」は記事にしてますが、当時の社外品ブレスレットが何となくヴィンテージの雰囲気を漂わせていましたので記事にしてみました。

最後まで閲覧ありがとうございました^^
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