SEIKO 6138-8020(白銀文字盤)
前回の記事(その1)で紹介している「通称:パンダモデル」ですが、
今回は市場に多く出回っている社外品やリダンとオリジナルを見極める
ポイントを数ヶ所のみですがアドバイスさせていただきます。
1.SEIKOIのアップライトロゴも比較すると違いは直ぐ解りますが、
その下にあるCHRONOGRAPHとAUTOMATICの配置は赤線の様に揃ってます。
2.時間を区切っている目盛りは太線、中線、細線に分かれてますが、
時計メーカーと印刷技術の差は出ますね!オリジナルは赤丸内の様に細線と中線
がハッキリしてます。
社外品やリダンになると線がぼやけた感じになってまです。
3.デイデイト表示の横にある赤丸内「諏訪マーク」ですが、ここもメーカー
とは印刷技術の差が出ますね!中央が真円になって無いのは社外品やリダンです。
4.画像右側にある白銀文字盤の表面はヘアーライン(薄い縦筋)状になっていますが、社外品やリダンはヘアーラインの無い白文字盤になってます。
5.オリジナルの3連巻ブレスレットですが、ケースとブレスレットの接合部になる「フラッシュフィット」裏側には「Z027」の記号が両方に入ってます。
※当時のセイコー、ロレックスは殆どの機種に記号を入れているようですが、
シチズンでは見かけないです。
しかし、この様な細かなところまで、コピーされている社外品も市場に出回ってますので、国産機もオリジナルを見極めるためには手元に集めた本物を手に取って触ったりして鑑定力を高めるしか無いと思います。
12年間も時計ブログを更新していると使わない時計をコレクションにしてどうするの?と一部の方に云われるのですが、これが一番困りますね(^^;)
例えば日常使用が出来ない時計でも気に入ると手元に集めたいだけなんですよね!
そして、次世代に受け継ぐ日か来るまで大切に保管して行きたいと思ってます。
私の国産機は下記の様な内訳になっているのですが、日常使用は「80年代~現行の腕時計」と舶来品でも楽しんでます。
又、晴天の日はアンティーク、ヴィンテージ感がたっぷりの戦前モデル(非防水)
を御供にする事もあります。(雨期や雨の日は避けてます)
個人の見解になりますが、時計ブログ(日記)はそれぞれの方が御自分のスタンスで自由に楽しむことが大切と思ってます。
1.戦前、戦中、戦後間もない腕時計
2.戦前、戦中、戦後間もない懐中時計
3.60年代~80年代の腕時計
4.60年代~80年代のクオーツ式腕時計
5.80年代~現行の腕時計
6.戦前の掛時計
7.戦前の置き時計
8、その他
今回はここまでとさせていただきます。
今後は当時の純正部品(オリジナル)に拘りながら、オールドウオッチの魅力を
ブログランキングからも全国の皆さんへ伝えられたら良いな~と思ってます。
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よろしくお願い致します。m(_ _"m)