チュードル・オイスターデイト
1970年代のチュードルは外観のみ「ロレックス・オイスターケース」を使用していましたので、裏蓋、竜頭、3連巻ブレスレットも王冠ロゴが入ってます。
その後、1990年代に入るとチュードル独自のケースへ変更されましたが、個人的にはヴィンテージ感もある「ロレックス・オイスターケース」の方を好んで収集して来ました。
そして、今回はロレックスの子会社として有名な「チュードル」の人気モデル「PRINCESS OYSTERDATE」の中でも現存数が少ない青文字盤に3連巻ブレスレットを組み合わせたオリジナルを紹介します。
販売から既に40年は経過してますので、流石のオイスターケースも美品で遺っている個体は少なく、王冠3連巻ブレスレットは伸び切っている物も多くなってます。
又、私も本物と比べないと解らない様なコピーブレスレットも多くなってますので、これから購入される方は十分注意して下さい。
現在ではボーイズサイズになりますが、日本人(標準体型)の腕へ着用すると、
丁度良いサイズですね!
ブレスレットのコマを横から巻き込みになっている事が解ると思います。
現行ロレックスに比べて67gと軽量になってますので、長時間着用しても重さを感じる事は無いです。
チュードル(TUDOR)
ロレックスのディフュージョンラインとして知られているチュードルは1930年代にロレックス創業者「ハンス・ウイルスドルフ」は、本社があるイギリス市場の販売不振から高級機のテイストのある腕時計を低価格で提供すべく投入してシェアの拡大を目指しました。
そのブランド名はイングランドの王家、「チューダー家」にちなんでイングランドの「紋章薔薇」をアレンジしたマークをあしらいましたが、70年代に入ると文字盤のマークは「紋章薔薇」⇒「盾」に変更されました。
そして、心臓部になるムーブメントの大半にETA社製を搭載させて、外観はオイスターケース、王冠竜頭、王冠ブレスレットなど、ロレックスと共通の部品が使用されてました。