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9月に入り、涼しい日も多くなってきましたね!
夏の腕時計と言えば、やはりダイバーモデルになりますので、CANブログでも少し記事にさせて戴きます。
そして、今回はセイコーの2代目「61ダイバー」にスポットを当ててみます。
1968年から製造が開始された、150メートル防水の本格的ダイバーズモデルですが、このモデルは機械式腕時計(自動巻)になります。
1964年に登場した国産機初の本格ダイバーズウォッチ「62ダイバー」の後続モデルになりますが、逆回転防止ベゼルと竜頭をガードするステンレススチールケース(SS)の形状が特徴で、このモデルをベースとして、1975年にはセイコーダイバーズの最高傑作「プロフェッショナル600」を完成させました。
世界的をみるとロレックスのサブマリーナが1950年代後半から、ダイバーモデルの開発を進めていましたので、セイコーとしても国産ダイバーの開発は急務になってきた時期でもありました。
※参考画像【サブマリーナ5513】
それまでのセイコーは、ムーブメントの開発を重視してスイスメーカーと肩を並べる精度まで向上してましたが、ケースに関して東京オリンピックが開催された1964年頃がスタート地点になりました。
その後、諏訪精工舎の技術者が心血を注いだハード系ダイバーモデルの名機を送りだすことになりました。
「61ダイバー」
1968年(昭和43年)~
諏訪精工舎製
12型ムーブメント
SSケース(150m防水)
風防(ハードレックスガラス)
Cal.6105A (17石 自動巻)
毎時21600振動
ケースは縦48mm、横41mm(リュウズ含まず)
価格:14,500円(当時の大卒初任給28,000円)
現在は世界的にダイバーモデルが人気になってますので、その流れは国産ダイバーにも影響が出てきてます。
セイコーダイバーでも70年代までの1st~3rⅾモデルは数十万円が相場になってますし、ロレックスに関しては、サブマリーナ5513でも数百万円が相場になってます。
腕時計の世界はアンティークと呼ばれる様になってからは、世界の投資家が参入してきましたので、もう素人のコレクターレベルでは手も足も出なくなっているのが現状です(汗)。
又、当時のダイバーモデルは改造品、偽物も市場で見かける様になってますので、もし購入をされる場合は知識のある方に相談する事をお勧めします。
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