高野精密工業「タカノ・サブリナ17石」
最近は偏った古時計の記事が多くなってましたので、今回はタカノの婦人用を息抜きで紹介させて戴きます。
ブログで国産機械式の婦人用を紹介されている方は非常に少ないですから、これからは60~70年代の人気復活の為に微力ですが記事を再開させて戴きます。
ここから本題へ・・・
タカノ(高野精密工業)の付属品(BOX・尾錠・革ベルト・説明書)は固体よりも探すのが難しく市場にもなかなか出て来ないですね。
その中でも販売数が少なかった婦人用(手動巻)の未使用で、全て揃っているモノは今後は出て来ない様な気がします。
その中でも販売数が少なかった婦人用(手動巻)の未使用で、全て揃っているモノは今後は出て来ない様な気がします。
今回の「タカノ・サブリナ」は米国ハミルトンとの技術提携により、今迄の国産品では
期待出来なかった高度の技術を盛り込んだ婦人用(手動巻)の高級機になります。
ハミルトンcal.911をモデルにしたムーブメントは落としても狂ったり、壊れたりするこ
とは少ないと宣伝してました。
しかし、実際には全ての部品の加工と磨きが、ハミルトンから輸入されたムーブメン
トや工具でそっくりに製造されていた様です。
又、「サブリナ」とはヘップバーンのいとしのサブリナから銘名されたと言われます。
希少性(実動の美品)★★★☆☆
1960年(昭和35年)製造
ムーブメント:911型、17石(手動巻)
当時の価格:¥5,300円
※今回は未使用品と言う事で、裏蓋を開けてませんので、別の同型画像をご覧に
なっください。
当時の高級時計とは・・・・
極めて良質な材料を使い。設計、工作、仕上調整、検査等が特に厳重な規格のもと
に作られているので精度が非常に高く、長期にわたりそれが変わらない時計を言い
ます。
又、数年前に別の用件でリコー(旧タカノ)に資料館の予定を確認しましたが、タカノと
しては計画が無いそうです。
もし、今後、方針転換をする事になり、資料館が建設される様になりましたら男性用
も含めて50本位は寄付をしたいと思います。
※リコー関係者の皆さんその時はCANブログへご連絡をお願い致します。
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