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シチズン・セブンスターV2(72系)黒文字盤、1969年製、23石

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いつもCANブログへの閲覧ありがとうございますm(_ _"m)

時計ブログを開設してから11年目になりますので、
今後は不人気で姿を消してしまいそうなモデルにも
スポットを当てることにします^^

これまでに、どれくらいの腕時計達と出合ってきたのか?
正確な数字は把握してませんが、時計の素晴らしさを知るためには
実際に手で触ったり、使ってみないと本当の魅力は
分からないと思ってます。
出来る事でしたら、自分で所有出来れば良いのですが、
そうなると、時計の趣味ではなくコレクターの世界へ
踏み込んでしまいますね(;^_^A

くだらない話はここまでにしますが、
今回はシチズンのメンズモデル(普及機)を記事にしたいと思います。

イメージ 1

1969年製、シチズン・セブンスターV2(72系)23石
シチズンの中でも一番、バリエーションが豊富なシリーズで、当時の高級品レオパールと同系列の自動巻ムーブメント(機械)を搭載することで、若者向けの位置付けだったようです。
又、カレンダー機能付き、更にCマーク竜頭の1段引きで、デイトのクイックチェンジが可能、秒針停止機能付きと実用的なモデルでした。
更に時計の顔となる黒文字盤にはシチズンのロゴや6時位置のV2だけでなく、インデックスは秒目盛りまでアップライトが配されていますので、普及機であってもコストをかけていた事が窺えます。【下記画像を参照ください】

イメージ 7

更に当時のクリスタルガラス(普通のガラス)風防は厚目なのが特徴ですが、
その純正ガラス風防は平面では無く、ゆるやかなRがついてます。
横から見ると分かりますが、表面を手でなでるとその感触が伝わります。
しかし、現在は純正ガラス風防の在庫が少くなってますので、
購入の際はガラスの割れや深傷の無い物を選ばれた方が良いです。
後から汎用品のガラス風防に交換することは出来ますが、
全く雰囲気が変わってしまいます。(オリジナルはカッコイイです^^)
【下記画像を参照ください】

イメージ 2

又、当時は多く舶来品でも組み合わせていた玉ブレスレットが
このモデルでもオリジナルになります。
現在の三連無垢ブレスより軽く長年使用しても伸びにくいです。

イメージ 3

そして、実際に使用しなければ分からないのが、バックル部にあります。
それはバックル部がスライド式(スプリング構造)になってますので、
腕にはめた時のフット感が素晴らしいです! 【下記画像を参照ください】

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

ペットネームV2とは?
バイタリティービクトリーの意味合いもあるそうですが、飛行機が離陸上昇寸前のパワーアップスピード(V2速度)に由来するそうです。
 
【操作方法】
カレンダー早送りは竜頭1段引きで上に回すと早送りになります。
又、回すときに硬いことがありますが、その時は一度下に回した後に、
上へ回すと切り替えられます。
曜日は2段引いて剣針を回しながら合わせます。
 
23石【キャリバー7280】・・・72系、21600振動/時(6振動/秒)
25石【キャリバー7290】・・・72系、21600振動/時(6振動/秒)
昭和44年(1969)  当時価格:12,500~14,500円
※当時の大卒初任給は、34,100円(現在に換算すると138,641円)
になりますので、腕時計は普及機でも高価な買い物だったのですね!

長々と古時計のアピールをご覧戴きましてありがとうございましたm(_ _"m)

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