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デットストック品「セイコークロノス セルフデーター21石」の魅力を皆さんへ

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いつもCANブログへ閲覧ありがとうございますm(_ _"m)

今回はセイコーの黄金期と言われてる60~70年代に販売されていた準高級機の
デットストック品セイコークロノス セルフデーター21石を紹介します。
このモデルは市場にも多く出回っていますが、流石に当時の美しさを保っている
個体は少なくなって来ましたね。
そうなると、本来の姿と違うイメージになってしまう可能性もありますので、
画像だけでも紹介させて戴きます。

イメージ 1

とりあえず簡単な流れを説明しますと、
1961年から、第二精工舎製(亀戸工場)が戦後に初めてオリジナルで設計、開発をした「クロノス セルフデーター」は5振動の21石手動巻ムーブメントに日付機能を付加した中三針のモデルです。

イメージ 2

当時、ライバル関係にありました諏訪工場の「セイコー・クラウン セルフデーター」では、日付早送り機構が特徴的でしたが、この「クロノス」では、日付早送りは出来ません。

イメージ 3

イメージ 4

しかし、このモデルは、後の「キングセイコーファースト」の基礎にもなった、亀戸工場のグレードでは「キングセイコー」に次ぐ準高級機になります。
それまでの国産機械式は、舶来品を真似た部分が多かったのですが、この頃から技術力もアップして、高性能で個性的な国産品がたくさん登場することになります。

【時計のケースサイズ】

ラグ幅は18mm。ケース径は約34mm(リューズ)含まず。
縦(ラグからラグまで)約41mm、厚さ約10mmです。

【当時の小売価格】
1961年(昭和36年)の大卒初任給が約15,000円の時代にAEGP(金メッキ)ケースは、8,300円で、SSケースは、7,300円になります。

下記の画像はセイコークロノス セルフデーター21石が化粧箱に入った状態です。
本体の時計以外もセイコーのこだわりは凄く、金属製の赤いレザーを貼りつけた外観と内部は布柄を使用するなど、現行品の化粧箱よりお洒落ですね^^

イメージ 5

上記の化粧箱は以前も記事にしてますので、興味のある方は書庫の「付属品」をご覧になってください。

ここまでご覧戴きましてありがとうございます^^
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