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NANIWA(ナニワ)の続編

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いつも時計ブログの閲覧ありがとうございます^^

前回、記事にしました「懐中時計NANIWA」ですが、webを検索しても全く画像にたどり着けないことを知り、古時計の現実を痛感しているCANです。
本当は戦前の古時計も現物は多く存在しているのですが、その詳細を知りたくても身近に情報を得る方法も無く、知られないまま姿を消している時計は意外と多いのです。
今回の石原時計店の「ナニワ」もそうなのですが、研究文献、専門書などを参考にした歴史の流れは分かるのですが、その中で開発されてきた製品にはスポットが当たってないように感じます(汗)。
最近になって思うのですが、古時計(明治~戦前)に興味を持たれた方は研究文献、専門書から学ぶことは多いです。
しかし、当時の資料をみるとモノクロ写真と図画は載せてますが、それでは歴史に遺されてきた名機の素晴らしい姿は伝わらないと思います。
本来は「セイコーミュージアム」の様な資料館を建設させることで、実物を一般公開すれば良いのですが、それにはそれまでの保護力と組織の資金力も関係してきますので簡単には設立出来ない様です。
そうなると、原物を所有している方がブログなどで画像を含めた記事を発信させることも大切なのかな??昨年末からそのように思ってます。
そして、今回は前回と同型にはなりますが、未使用の「ナニワ」を追加で公開したいと思います。(web検索で簡単にみられるようにすることが目的です)

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 4

上記の16型「懐中時計NANIWA」ですが、全く使用感がありませんので、もしかすると、当時の持ち主がコレクションとして大切に保管されていた物を次世代のご家族が手放されたことで、私の元へ来てくれたと感謝をしてます。
100年前の懐中時計が当時の姿で遺っていることも奇跡なのですが、その歴史が知られてなかったためでしょう!1本位の価値になってました。
おそらくスイス製の無名と思われてしまったと思われます。
当時の販売価格は石原時計店の古い資料を確認出来ませんので分かりませんが、一般の庶民では手を出せない高級機だったと思います。
又、当時の石原時計店から販売されてました掛け時計、置き時計には商標となるシンボルマークが表記されてます。
掛け時計は文字盤の12時下、置き時計は文字盤の6時上に「クレセント」と呼ばれる三日月形がありますので見極めの参考にしてください。
下記は懐中時計の裏蓋(内側)にある刻印です。
更に石原時計店から販売されている懐中時計の最高級(21石、スワンネック付き)に関しては、文字盤に「石原久之助」氏のイニシャルであるHIとChronometer表記になってますので深い知識がなければ分かりません。

イメージ 3

この様な無駄知識でもCANブログは記事にしなければ、その存在の意味が無いのかも知れませんね!
ほんの一部の方には陰口を言われてますが、CANブログを閲覧してくださる方が一人でもいる限り発信は続けようと思ってます。

少し横道にそれていますが、これらは古時計全般の問題になっていますね!
その様な状況ですが、最近はYブログ(無料)で「トンボ本」、「他の時計雑誌」以上に詳細な内容を記事にされているブログもありますので、時計を学びたい方は助かっていると思います。
そして、私の一押し時計ブログは下記になります。

【時計の資料室】
ヒノマチコのブログ ⇒ https://blogs.yahoo.co.jp/hino_matico

【時計を楽んでいるブログ】
たかの腕時計徒然日記 ⇒https://blogs.yahoo.co.jp/kotakayuki3936

予定外の記事になりましたが、最後までご覧戴きましてありがとうございます^^

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